気になるホワイトニングの方法、費用、メリット・デメリットについて | インプラントのホントのお話

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気になるホワイトニングの方法、費用、メリット・デメリットについて

美しい笑顔には美しい歯があります。そして、歯の美しさは歯並びと歯の白さに関係があります。

そこで今、審美歯科の分野ではホワイトニングが注目されています。最近ではクリニックで受けるだけでなく、自宅で行うこともできるようになりました。

これから試してみたいと思っている方へ、ホワイトニングのメリット・デメリットや費用などについてご紹介します。

 

ホワイトニングとは

ホワイトニングとは、ホワイトニング専用の薬剤を使って歯のエナメル質を白く漂白することをいいます。

歯は中心から歯髄→象牙質→エナメル質の順になっていますが、一番外側のエナメル質に含まれる有機質に食べ物の色素が沈着します。この色素沈着したエナメル質を白く漂白するのがホワイトニングです。

 

ホワイトニングのメリットは、次のような点にあります。

  1. 歯を削ったり被せものをしなくても、自然の歯をそのまま白くすることができる
  2. 回数や薬剤を調整することで、希望の色や明るさにすることができる
  3. 歯を白くすることで、笑顔に自信を持てるようになる

 

ホワイトニングはアメリカで長い歴史があり、日本でも施術を受ける方が増えてきました。最近では、歯科衛生士に「ホワイトニングコーディネーター」という資格もでき、技術力のさらなる向上も期待されています。

 

ホワイトニングの仕組み

ホワイトニングには次の3種類があります。

  • ・オフィスホワイトニング…クリニックで歯科医師・歯科衛生士が行う
  • ・ホームホワイトニング…自宅で患者様が行う
  • ・デュアルホワイトニング…両者を併用して行う

 

いずれの方法も、歯を白くする仕組みは同じです。過酸化水素(尿素)という消毒剤や漂白剤で使用される薬剤を使ってエナメル質に化学反応を起こし、有機質の部分を分解して着色汚れを除去し歯を白くします。

厳密には、オフィスホワイトニングでは過酸化水素、ホームホワイトニングでは過酸化尿素を使用しますが、成分としては同じです。

デュアルホワイトニングは、短期間で効果が出るオフィスホワイトニングに加えてホームホワイトニングも併用することで、歯の白さを長持ちさせる方法です。

 

ホワイトニングの注意点

・効果は永久的ではない

ホワイトニングをしても3か月~1年程度で効果が徐々に薄れていきます。常に白い歯を保ちたい場合は、定期的にホワイトニングを行う必要があります。

 

・施術直後は再着色に注意

ホワイトニングにより歯の表面を覆っている膜(ペクリル層)が剥がれます。通常半日〜1日程度で再生しますが、この間は歯が色素沈着を起こしやすいので、飲食物に注意が必要です。

コーヒー・紅茶や赤ワイン、カレーなど色の濃い食べ物は、施術後24時間は控えます。また、タバコもいけません。

 

・脱灰による知覚過敏が起こることも

化学反応を起こすことでエナメル質のカルシウムが失われます(脱灰)。通常半日〜1日程度で再石灰化が起こり元に戻りますが、この間は外部からの刺激に歯が敏感になります。

 

・効果が出にくいケースもある

着色が強い歯や失活歯(神経がない歯)、補綴物が多い歯では、思うような白さにならないこともあります。また、自然の歯を白くすることはできますが、入れ歯や差し歯には効果がありません。

ホワイトニングの効果を持続させるためのポイント

クリニックで受けるオフィスホワイトニング

メリット

  • ◆高濃度のホワイトニング剤が使えるので、一回でも効果が出やすい
  • ◆歯科医や歯科衛生士が行うので、安心・安全
  • ◆自分で行わなくてよいので、手間がかからない

 

デメリット

  • ◆歯科医院まで通う必要がある
  • ◆ホームホワイトニングよりも高額
  • ◆薬剤が強いので、場合によっては知覚過敏を起こす
  • ◆即効性はあるが、ホームホワイトニングよりも効果が長持ちしにくい(3ヶ月〜6ヶ月)

 

方法

過酸化水素を歯の表面に塗ったあと、特殊なライトを照射して化学反応を起こします。

  1. カウンセリングと診療
  2. 歯をクリーニングし、開口器を装着
  3. ホワイトニング剤を塗布する
  4. サングラスをかけ、ライトを数分間照射する
  5. 塗布と照射を数回繰り返して行う
  6. 口をすすいで、仕上げにフッ素を塗布する

 

費用

1回3~5万円程度(クリニックにより異なります)

 

自宅でできるホームホワイトニング

メリット

  • ◆オフィスホワイトニングよりも効果が長持ちしやすい(1〜2年)
  • ◆オフィスホワイトニングよりも安価
  • ◆自分の好きな時間に行える

 

デメリット

  • ◆薬剤が弱いので、効果が出るまで時間と回数がかかる
  • ◆すべて自分でやるので手間がかかる

 

方法

低濃度の薬剤を使用するので、効果を出すために数週間〜1ヶ月のうちに数回行います。

  1. 歯科医院でホワイトニング用のマウストレーを作ってもらう
  2. 歯を磨く
  3. マウストレーにホワイトニング剤をつけ、指定された時間(約2時間)歯に装着する
  4. マウストレーを外し、口をすすいで歯を磨く
  5. マウストレーをよく洗い、乾かす
  6. 約1週間後に受診し、ホワイトニングの具合を確認してもらう

 

費用

20,000円~50,000円程度

まとめ

ホワイトニングは、歯を白くするという審美的な治療であるだけでなく、患者様に笑顔をもたらす治療でもあります。

方法と技術が日々進歩しており、選択肢も増えています。歯の色でお悩みの方は、一度ホワイトニングを検討されてみてはいかがでしょうか。

ホワイトニングを始めたい方へ。最適なクリニック選びの方法とは?

 

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