「理想の歯」と聞いて、どんな歯を思い浮かべるでしょうか。
歯は咀嚼機能で体の健康を支えているだけでなく、顔立ちの美しさにも関わり心の健康にも大きな影響を与える部分です。インプラント治療は、そんな理想の歯を作るのに役に立ちます。
理想の歯とはどんなもの?
理想の歯には2つの要素があります。一つは機能的に理想の歯、もう一つは審美的に理想の歯です。
機能的に理想の歯とは、次のような歯をいいます。
- ・かみ合わせが正しい位置にあり、物がきちんと噛める歯
- ・食べたり話したりするときに違和感や痛み、異音がしない歯
- ・上下の歯に余分な隙間がなく、自然にかみ合わさる歯
- ・出っ歯や受け口などの問題がない歯
一方、審美的に理想の歯とは、次のような歯のことです。
- ・自然で美しい笑顔を作ってくれる歯
- ・美しい歯並びの歯
- ・白くてきれいな歯
大事なことは「理想の歯」とは、機能性・審美性をともに兼ね備えた歯でなければならないということです。歯としての本来の機能をしっかり果たし見た目も美しい歯、それが「理想の歯」といえます。
理想の歯を作る方法は3つあります。一つは歯列矯正で歯並びを美しく整えることです。もう一つはホワイトニングで白くて美しい歯を作ることです。そして、最後はインプラントを埋め込み新しい歯を作ることです。
まるで自分の歯のように噛めるインプラント
若いうちは歯をメンテナンスすることで「理想の歯」を作ることができます。
しかし、年齢を重ねるうちに歯周病などで歯を失ってしまうケースも出てきます。そんな場合でも「もう理想の歯を手に入れることはできない」と諦める必要はありません。今はインプラントというよい治療方法があり、まるで自分の歯のような歯を再び手に入れることができます。
インプラントとは、あごの骨に人工歯根を埋め込み、さらに人工歯冠(人工の歯の被せもの)をかぶせて新たな歯を復元する治療をいいます。
チタン製の人工歯根(インプラント体)をあごの骨と結合させるので、自然の歯のようにしっかり骨に固定された歯を作ることができるのが特徴です。
歯を失ってしまった場合の治療方法としては、入れ歯やブリッジといった治療法もあります。
しかし、入れ歯は歯を固定させるには十分でなく、そのため装着感が悪く、物が強く噛めないというデメリットがあり、ブリッジは隣の健康な歯を削らなければならないというデメリットがあります。
この点をクリアしているのがインプラントです。
インプラントには、次のようなメリットがあります。
- 人工歯根をあごの骨に固定するので人工歯が外れることがなく、装着感がよい
- 安定感がありぐらつかないので、自分の歯のようにきちんと物が噛める
- ブリッジのように隣の歯を削らないので、他の歯に負担をかけないですむ
- 固定するので歯が外れることがない
- 入れ歯のような面倒な手入れが必要ない
インプラントの最大のメリットは、しっかり物が噛めることです。咀嚼力は、全身の健康にとって非常に重要な役割を担っています。
まず、咀嚼により食べ物の消化吸収が高まり、全身に栄養を効率的に届けます。また、物を噛むことであごから脳に刺激が伝わり、認知症の予防に効果があることも分かってきました。
さらに、歯を失ったまま放置すると、骨吸収といって骨が少なくなっていく現象が起こります。歯がなくなると歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)が不要になるので骨吸収が進み、口周りの骨が退化して老人のような顔になってしまいます。失った歯のところにインプラントを行うことで、この骨吸収を防ぐことができます。
見た目の美しさにも定評があるインプラント
インプラントは、機能性だけでなく審美性にも優れています。インプラントで使用する人工歯冠はジルコニア・セラミックと呼ばれるものでできています。セラミックの中でも強度のある素材で自然の歯のような透明感が特徴です。
また、ジルコニア・セラミックは変色しないので美しい歯を長く楽しむことができます。特に、顔の印象を大きく左右する前歯に関しては、インプラントがおすすめです。
前歯の治療としては差し歯もありますが、差し歯は残っている歯根に金属製などの土台を入れるもので、歯根も人工のものを使うインプラントとは異なります。
前歯の差し歯には保険で白色のコンポジットレジンを使うこともできますが、プラスチックのレジンと陶器のセラミックとでは、寿命や美しさの持ちが大きく異なります。
インプラントの注意点
素晴らしい機能性と審美性を持つインプラントですが、気をつけておきたいこともあります。
- 外科手術が必要なため、治療期間が長くなる
- 保険が適用されない自由診療になるため、他の方法に比べて費用が高い
- 全身疾患があったり、あごの骨の状態によっては受けられないことがある
- 術後のメンテナンスができないと、歯周病にかかるリスクがある
このように、インプラントは気軽に受けられる治療とはいえませんが、きちんと治療について理解して自己管理を怠らないのであれば、大変優れた治療であるといえます。
まとめ
まるで自分の歯のように使えるインプラント。
自己管理さえきちんとできれば、機能的にも審美的にも自分の自然の歯と変わらずに使える優れた歯です。
いつまでも理想の歯を諦めたくない方は、ぜひ検討してみることをおすすめします。
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