歯茎が腫れてしまう原因と正しい対処方法 | インプラントのホントのお話

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歯茎が腫れてしまう原因と正しい対処方法

はじめに

突然はぐきがぶよぶよになったり、腫れたりしたら不安になるものです。
歯ぐきが腫れて放っておいてもほとんどの場合治らないと言われています。
ここでは歯ぐきが腫れる原因や対処法、予防法についてご紹介してみましょう。

歯ぐきが腫れる原因&対処法

歯周病

痛みと腫れが同時に起こる最大の原因が歯周病です。

歯周病やゆるやかに進行する時期と、急速に進行する時期がある病気だと言われています。
急速に進む時期に細菌が急激に増えてしまうため、歯ぐきの痛みや腫れが起きます。
舌で触ってみるとぶよぶよとしており、押した時に痛みがあります。
この場合の対処法としては麻酔を行い歯周ポケットを洗浄し、抗菌剤を処方することもあります。
ただ、これだけでは根本的な治療にはならないため、歯周病自体を治療しないとまた再発してきます。
歯周病を根本的に治療するためにもクリニックにきちんと通いましょう。
また、歯周病は感患者さんの努力によって治る病気なので、自分自身の努力が大切だということを知っておきましょう。
ネットなどで調べてみると歯周病を劇的に治す・・などと謳っているクリニックもありますが、クリニックがどんなに素晴らしい治療を行ったとしても歯周病は治癒しません。
いったん症状が軽減したかのように見えることはあるでしょうが、患者さん自身のセルフケアがよくないと再発するのが歯周病の特徴です。

歯が割れている

歯ぐきが腫れる原因として歯の根っこ部分が割れていることが挙げられます。
この場合の症状としては噛んだ時に痛む・・ということが多いです。
歯の神経を以前受けている歯が割れることがほとんどだそうで、食事の際に強く噛んだり、歯ぎしりによって起こると言われています。
つまり、歯は神経を取ってしまうとそうでない歯よりもろくなるわけですね。
この症状の対処法は抜歯することが多いです。
歯の割れ方や残っている歯がどういった状態か、周りの骨の状態などによっていったん割れてしまった歯を抜き、そこを接着し元通りにする・・という治療法を行うこともあります。
ただ、この治療法は高度な技術が必要なので保険が効かないことと、治療後再度割れる可能性があることを知っておく必要があります。
ご自分がこれに当てはまると思ったら、一度かかりつけのクリニックで治療できるかどうか聞いてみましょう。

根っこが膿んでいる

歯ぐきが腫れる原因に根っこが膿んでいる場合もあります。
これは虫歯によって神経が死んでしまっている歯や以前神経の治療を受けた歯に起こりやすいです。
神経があった箇所で細菌が増えてしまい、歯の根っこの尖端部分に膿の袋ができ、膿の袋によって周りの組織が圧迫され痛みがおきます。
広範囲に腫れてくる歯周病の場合とは違い、歯ぐきにできたおできのような感じですね。
歯の根にできた膿のかたまりが大きくなり歯ぐきから露出した・・という感じです。
これをぐっとオスとクリーム色の黄色い膿が出てくることがあるので、この膿がある方は食事をすると苦い味がするはずです。
ただ、おできから膿が出てくると圧が抜けるので痛みはさほどありません。
つまり、おできができる過程が最も痛みが起きるはずで、対処法としてはまずは原因となる歯の負担を軽減することを行います。
さらに、炎症を抑えるため抗菌剤を使うこともあります。
その後、症状が治まったら歯の神経を治療すればおできが消失し、歯ぐきの腫れがましになるはずです。
さて、歯の神経を治療するのは歯科治療分野で最も細かいと言われています。
歯は1本でも小さいのに、そこにある神経を治療するのはとても難しくきれいにするのは大変時間も手間もかかります。
また、歯の神経の治療を以前受けた歯の場合治りにくいとも言われています。
つまり、それ以前に虫歯にならないように注意することが大切です。
そもそも虫歯にならなければ歯の根の部分に膿の袋ができることがないからです。

歯と歯の間に何か詰まっている

歯と歯の間にものが詰まったままだと歯ぐきが痛んだり腫れたりすることがあります。
糸ようじやデンタルフロスなどを使ってその部分をきれいにしてみましょう。
痛みがあることが多いですが、気づかないことも多いので原因が分からないようなら早めにクリニックを受診しましょう。

ストレス

特になんらかの病変がないにも関わらず歯ぐきが腫れる・・という場合にはストレスが原因になっていることがあります。
また、病変があるところがストレスがかかることで痛くなることもあります。
つまり、人間のお口の中はそれだけ繊細で人によって差はありますが、腫れやすい人はくせになることもあります。
この場合、ストレスを取り除くしかありませんので、うまくストレス解消を行いましょう。

歯ぐきの腫れを予防する方法

歯ぐきの腫れの最大の原因は歯周病ですが、自宅で予防することが可能です。

日ごろの歯磨き

日ごろの歯磨きによって汚れをきれいに取り除けるため歯周病を防止できます。
ですが、歯磨きの仕方はつい自己流になってしまいがち。
自己流で磨いていると磨き残しが起こりがちなので、定期的にクリニックで検診を受けプロによるブラッシング指導を受けていただき、正しい歯磨きを行うようにしましょう。

歯ぐきのセルフチェック

日ごろの正しいブラッシングも重要ですが、それと同時に鏡を見て歯ぐきのセルフチェックを行うようにしましょう。
歯ぐきが腫れたなと思ったら、そこをていねいにブラッシングすれば腫れが大きくなる前に症状を軽減できます。
特に、歯と歯の間の歯ぐきについては自分でチェックしやすいです。
ぜひ、日ごろから鏡を見てチェックしてみて下さいね!

まとめ

歯ぐきの腫れを予防するのに重要なことは日ごろのセルフケアと定期検診です。
痛みなどがない場合定期検診を受けない方が多いですが、定期検診を受ければ早期発見でき早期治療が可能になるため、歯をいつまでも健康に保つことが可能です。
また、定期検診では日ごろご自分では取り切れない汚れも取ってもらえ、歯周病菌のすみかとなる歯石まで取ってもらうことができます。
歯ぐきが腫れてぶよぶよになる前にしっかりとケアしていただき、定期的に検診を受けてくださいね!

 

定期的な検診は筒井歯科にお任せください。

TEL:06-6208-1820