ホワイトニングの効果を持続させるためのポイント | インプラントのホントのお話

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ホワイトニングの効果を持続させるためのポイント

はじめに

みなさんはホワイトニング効果はどのくらいの期間維持できるのか気になりませんか?
ホワイトニングはいったん施術を受ければ生涯効果が持続するわけではなく、ある程度時間が経つと元に戻ると言われています。
効果の持続する期間についてはホワイトニングの方法によって違いますが、ここではホワイトニングをの効果を長持ちさせるためのポイントなどをお教えしましょう。

ホワイトニングのメカニズムとは

ホワイトニングとはまず白くする歯の表面に専用の薬剤を塗布することから始まり、その薬剤に熱を加えることで主な成分である過酸化尿素や過酸化水素などが水と酸素に分解され、酸素と歯の表面に付着した汚れが結びつくことで効果が得られます。
歯の表面汚れを無色化するだけでは完全に白くすることができないのは、歯の内部にある象牙質の色によって歯の色が人それぞれ決まっているからです。
象牙質をホワイトニングで白くはできないので、それをごまかすため歯の表面の色を白くする必要があるわけですね。
つまり、歯の表面をマスキングするわけですが、酸素にはその効果があって黄ばんだ象牙質に乱反射を作り出すのです。
エナメル質の汚れを透明にし、エナメル質をマスキングすることこそがホワイトニングの仕組みというわけですね。

ホワイトニング効果の持続期間とは

ホワイトニングは歯のエナメル質を白くするものですが、エナメル質は白くなっても元に戻ろうとする特徴があります。
せっかくホワイトニングしたのに時間や費用がむだになる・・なんて思いがちですが、歯の再生能力がきちんと働いている証拠なのです。
つまり、歯が健康であるということなのでこれは仕方ありませんね。
また、ホワイトニングの方法によっても白さを持続できる期間が変わってきますが、それは使用する薬剤が違っているからです。
オフィスホワイトニングと比較しますと、ホームホワイトニングは白さを持続できる期間が長いと言われています。
オフィスホワイトニングは3~10か月程度で色が元に戻りますが、ホームホワイトニングの方は6~12か月程度は持つと言われています。

ホワイトニングの効果を持続させるポイント

  1. お口の中を潤す

    歯の表面にはぺリクルという成分が付着していますが、これは汚れを付着する性質があり、同時に酸から歯を保護したり、歯を再石灰化してくれる効果があります。
    ですから、歯の着色汚れを防止するにはこのぺリクルが歯の表面に付着していた方がいいわけです。
    それに必要なのがお口の中のうるおいです。お口の中が乾燥するとぺリクルが正しく歯に付着しないからです。お口の中が乾燥する原因は緊張や口呼吸なので、意識して口呼吸しないように努めましょう。
    それには意識して口を常に閉じておくほかに、口呼吸を防ぐテープなどを使う、口の周囲の筋肉を鍛える・・などが効果的です。また、食事の際に噛む回数を増やしたり、ガムを噛むのもいいでしょう。
    また、口呼吸をすることで口臭が起きたりするので口呼吸を治すことで口臭を予防できます。

  2. 色の濃い食品を避ける

    さて、ホワイトニングを行った後に注意したいのが色の濃い食品を摂ることです。
    これらは歯の色を着色してしまいますので、特にホワイトニングを行った後数日間は避けておきましょう。
    通常だと歯の表面には上で書いたぺリクルという膜がありますが、ホワイトニングを行うことでこれが取れてしまい歯が不安定になって色が付きやすくなるそうです。

    ぺリクルを再生するには1日かかるため、再生されるまでは色の濃い食品は避けた方が無難です。
    また、その後も色の濃い食品はできる限り摂らないようにし、歯に色が付かないように気をつけましょう。

  3. しっかりとセルフケアを行う

    たとえ色の濃い食品を摂ってしまってもまだあきらめる必要はありません。
    日ごろの歯磨きをきちんとすることで着色汚れを防止することが可能です。
    そのためにも、食後早いうちに歯を磨きましょう。もちろん、食後すぐに歯磨きすることは大切ですが、その際に使用する歯ブラシや歯磨き粉にも気を配りましょう。もし、どれを選べばいいのか分からなければ、クリニックで聞いてみるといいでしょう。

  4. クリニックでクリーニングを受ける

    ブラッシングでは落としきれない汚れというのも実際にはあるため、ホワイトニングを行った後時間が経つと磨き残しがどんどん溜まっていきます。
    クリニックでクリーニングを受ければ、そんな磨き残しもきれいに除去してもらえます。
    一度受けただけでも全ての汚れをきれいにしてくれますし、歯の表面以外にも歯と歯ぐきの間や歯と歯の間まできれいにしてくれるのでおすすめです。それに、経験豊富な歯科衛生士さんの場合痛みも出血もなくきれいに施術してくれるため、費用は多少かかっても定期的にクリニックでクリーニングを受けていただき、ホワイトニングの効果を長持ちさせましょう。

  5. ホワイトニングを追加して行う

    オフィスホワイトニングもホームホワイトニングも白さを維持できる最大の方法は一定期間ごとにホワイトニングを追加することです。
    オフィスホワイトニングの場合3~6ヶ月に1回程度、ホームホワイトニングなら2~3年に1回程度追加するのが望ましいと言われています。ちなみに、追加で施術する場合は初回の施術より治療期間が短くて済むことがほとんどです。ホームホワイトニングを行う場合、初回は2~5週間ほどかかるため期間が短くなるのはありがたいですよね?

まとめ

ホワイトニングの効果を持続させるポイントについてまとめてみましたが、ご理解いただけたでしょうか?
ホワイトニングを受けたらまず食事に気を付け、歯磨きをきちんと行いましょう。
さらに、色戻りや汚れが気になったらクリニックでクリーニングを受けると効果があります。
また、追加でホワイトニングの施術を受けることでよりホワイトニング効果が長持ちします。
これだけのことでいつまでも白く美しい歯を保てるので、ホワイトニングを受けたらぜひやってみて下さいね!

 

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