歯並びを悪くする習慣と歯並びを改善すべき理由 | インプラントのホントのお話

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歯並びを悪くする習慣と歯並びを改善すべき理由

はじめに

歯並びが悪いことで悩んでいる方は意外と多いですが、どういった習慣によって歯並びが悪くなってしまうのでしょうか?また、歯並びを改善するべき理由にはどういったものがあるのでしょう。

ここでは歯並びを悪くする習慣や改善するべき理由、矯正治療の種類などについてご紹介したいと思います。

歯並びを悪くする習慣とは

口呼吸

酸素を吸うという意味では口でも鼻でも同じだと思われがちですが、口で呼吸することは細菌が体内に多く入るため免疫力が落ちやすくなります。さらに、歯並びにも悪影響が大きいと言われています。

歯は口元の筋肉が内側に押されたり、外側に歯を押すことでバランスのいいところに並べようとするものですが、口呼吸によって口を閉じるための筋肉が発達できず、しまりのない状態になり出っ歯になりがちです。

頬杖をつく

左右片方のあごに力がかかる生活習慣を行っているとあごや歯の成長に差が出てしまうため歯並びに悪影響が及びます。

最近の子どもはあまり噛まずに食べるのであごが小さくなって歯並びが悪くなると言われます。実際に子どもの歯並びやあごの骨は噛む力の刺激により成長するため、刺激がないと成長しづらくなります。

さらに、よく噛む習慣がない子どもは口の周囲の筋力がなかったり、唇や舌をうまく使えないことが多いので、歯並びが悪くなります。よく噛むということは硬いものを噛むこと以外に、噛む回数を増やすことも重要です。

たとえば、繊維質の多い食生活を送れば噛む回数も自然に増えるのでおススメです。また、食事中の姿勢が悪かったり、テレビを見て気が散っていると、噛む力がしっかりと発揮できないそうです。

また、飲みもので流し込んでいないかなども注意が必要です。よく噛んで食べることはとても大切なことですが、他にも規則正しい生活を送ったり、運動したり、おやつを食べ過ぎないようにすることも重要です。

歯並びを改善するべき理由とは

歯以外に全身の健康につながる

ていねいに歯磨きしているつもりでいても、歯並びが悪いままだとブラッシングしづらい箇所が出てきます。そうなると、常に食べもののかすが溜まっていき歯周病や虫歯になりやすくなります。ですが、歯並びを治せばブラッシングしやすくなって歯周病や虫歯などが効果的に予防できるはずです。

さらに、噛み合わせ悪いままだと咀嚼が十分にできないため胃腸への負担が大きくなります。歯並びを改善すれば咀嚼機能も高くなり、消化吸収がよくなるため全身の健康につながります。

審美性が高まり前向きになれる

歯を見せて笑うことに抵抗があった方は歯並びを改善することで積極的に笑顔になれます。歯並びがよくなると、精神的に前向きになる方が多いと言われています。さらに、歯のケアに対する考え方も矯正前と比べてアップすると言われています。

その理由はきれいな歯並びをせっかく手に入れたので維持したい・・という気持ちが生まれるためで、日ごろのケアもていねいになり、歯の健康を保とうという気持ちになるからでしょう。

運動能力が向上する

みなさんは全速力で走ったり、重いものを持ち上げる際に奥歯で強く噛みしめませんか?

噛み合わせがよくなると奥歯で噛みしめる力が強くなるため、運動能力がアップすると言われています。噛み合わせが悪いとあごを動かしている筋肉に余計な負担がかかることがあって、肩こりや頭痛になることもあるようですね。

将来歯が抜けづらくなる

歯並びが悪いままだと歯と歯のすき間のブラッシングがしづらいので歯周病や虫歯になるリスクが高くなります。そうなると、将来歳を取った時に健康的な歯を残しておける可能性が低くなります。

歯並びが悪いところには虫歯ができやすいと昔から言われています。虫歯治療は痛みがあったりと辛いものです。虫歯や歯周病で歯を失いたくなければ、矯正治療を行って歯並びを改善することをおススメします。

矯正治療の種類

ブラケット矯正

クリニックで歯科矯正を行う際に最も多いのがこのブラケット矯正です。この方法は歯一つ一つにブラケットと言われる矯正装置を付け歯を移動させていく方法で、数ミリ単位で歯の矯正が可能です。

さらに、歯を動かす効果も高く頑丈で症例数も多いのがメリットだと言えるでしょう。

舌側矯正

金具を使って矯正するのは通常の矯正と同じですが、歯の裏側に矯正装置を付けて行うものです。

見た目に矯正治療を行っていることが分からないので、接客業や人と接する機会の多い職業の方から人気があります。

マウスピース矯正

この矯正治療はクリニックでマウスピースを作製し、それを使って歯を少しずつ動かしていく方法です。マウスピースは透明で薄いので歯に装着している際も目立たず、取り外すこともできます。

ただ、歯磨きや食事の際に取り外すことができるものの、それ以外の時間はずっとつけていないと意味がありません。

部分矯正

部分矯正とは前歯だけ、またはこの歯だけ矯正したいという場合に行う矯正治療法です。全ての歯を矯正する必要がない人にとって時間も短くて済み、費用も安く済むのがメリットです。

 

部分矯正の中にもさまざまなものがあり、ある歯だけが飛び出ている、凸凹がひどいなどの場合は歯を削ったり、抜いたりしてブラケット矯正を行うことがほとんどです。

さらに、歯を動かす範囲が少なく凹凸がひどくない場合にはマウスピース矯正で治療することもあります。

まとめ

歯並びを悪くする習慣や改善するべき理由、矯正治療の種類などについてまとめてみました。

大人になってから歯並びを改善しようと思っても、あごの形や骨の形が成長しきっているため、自分で改善するのが難しくなります。

ただ、ここでご紹介した歯並びを悪くする生活習慣などがあれば、すぐに意識してやめるようにしましょう。誰でもできれば歯並びを自分で治したいと思うでしょうが、やはりプロに任せた方がいいでしょう。

クリニックであなたにぴったり合った矯正治療法を提案してもらい、納得した上で治療に臨みましょう。

 

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