【虫歯チェック】それ、危険信号かも…！当てはまった人は要注意です

「最近どうも歯が痛い・・・」

「冷たいものが歯にしみる・・・」

「歯に少し違和感がある・・・」

熱いものや冷たいものが歯にしみるけど、それほどの痛さじゃないから平気かな・・・

歯医者に行く時間もないし・・・

こんな理由で歯科医院に行くのを先延ばしにしてしまう事って、ありますよね。

ですが、歯に痛みや違和感が少しでもある時には虫歯の疑いが強いので、ぜひとも早めに歯科医院で受診していただきたい、というのが歯科医師の本音です。

しかし、「歯医者に行く前に自分で虫歯をチェックしておきたい」「歯医者に通う前に、自分の歯が治療が必要な状態の虫歯なのかを知りたい」、という方も少なくありません。

そこで今回は、気になる初期の虫歯を見分ける為の「虫歯チェックリスト」をご用意しました。

こちらはちょっとした空き時間にすぐにチェック可能なリストになっていますので、「歯が痛いけど虫歯かどうか分からず気になっている」という方は、ぜひご参考になさってみてくださいね。

0.1 初期の虫歯を見分ける「7つのチェック」
0.2 虫歯チェックの答えと症状の解説

1 ご自身で行うセルフチェックと歯科医院の定期検診で虫歯を防ぎましょう
2 大事な歯を守りたいなら筒井歯科へ
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初期の虫歯を見分ける「7つのチェック」

初期段階の虫歯では痛みを感じる事がなく、虫歯になっていても見落としてしまう人が多いのですが、以下にご用意した「7つのチェックリスト」にあてはまる場合は、虫歯の可能性があります。

さあ、ご自身の歯をチェックしてみましょう。

［初期虫歯を見つける為の7つのチェックリスト］

Q1. 歯と歯ぐきの境目の部分が白っぽくなってきている

Q2. 歯の表面に茶色いシミが出来ている

Q3. 奥歯の噛み合わせの溝の部分が黒くなってきている

Q4. 以前治療した歯のかぶせ物や詰め物の周辺が変色している

Q5. 冷たいものや甘いものが歯に触れるとしみる

Q6. デンタルフロスがひっかかる、切れやすい

Q7. 長い間、歯の定期検診を受けていない

虫歯チェックの答えと症状の解説

歯と歯ぐきの境目の部分が白っぽくなってきている場合

歯と歯ぐきの境目の部分が白っぽくなってきているのは、歯の表面物質のエナメル質が虫歯菌が出す酸によって溶かされてしまっている為です。

一見すると歯石と見間違う事もありますが、虫歯の初期症状の一つです。

歯の表面に茶色い色のシミが出来ている場合

歯の表面にぽつぽつと茶色い色のシミのようなものが出来ている場合は、上の段階からさらに虫歯が進行している状態です。

歯が全体的に茶色いというよりも、「部分的に茶色いシミ」がある場合には注意が必要です。

奥歯の噛み合わせの溝の部分が黒くなってきている場合

奥歯の噛み合わせの溝の部分が黒くなってきている場合は、初期段階の虫歯やさらに症状が進んだ虫歯になっている可能性があります。

「可能性がある」と書いたのは奥歯の噛み合わせの黒ずみは単なる汚れの場合もあり、奥歯の溝が黒いからと言ってそれがすべて虫歯とは限らない為です。

しかし、奥歯の噛み合わせの溝の部分は歯ブラシが届きにくく磨きづらい為、もっとも虫歯になりやすい部分の一つであり、この部分が虫歯になる人は大変多いです。

以前治療した歯のかぶせ物や詰め物の周辺が変色している場合

以前に治療した歯の詰め物やかぶせ物のふちや周辺部分が茶色くなっていたり黒ずんでいる場合には、詰め物やかぶせ物で覆っている治療済みの歯が再び虫歯になっているおそれがあります。

治療済みの歯の詰め物やかぶせ物の下で発生する虫歯は「二次カリエス」と呼ばれ、普段は覆われている為に発見が遅れやすく、気がついた時には歯の神経や根っこの部分にまで虫歯の症状が進んでしまうケースもあります。

冷たいものや甘いものが歯に触れるとしみる場合

冷たいものや甘いものを食べたり飲んだりした時に歯がしみる場合は、虫歯になっている可能性があります。

冷たいものや甘いものが歯に触れた時にしみる、という「虫歯がしみるメカニズム」は実はまだはっきりとは解明されていないのですが、現段階では「歯の内部に流れる神経細胞内部の液体の温度が冷たいものに触れると温度が変わり、歯の内部を移動して神ｓ経を刺激する為」という説や、「甘いものが歯に触れた時に浸透圧の違いによって神経細胞の内部にある液体が動き、神経を刺激してしみたり痛みを感じる為」という説が有力です。