「歯が抜けた?!」最初にすべき対処方法と
歯が抜け落ちる原因とは
何もしていないのに急に歯が抜けてしまった!
こんな経験をすると驚いてしまい、どうしようと焦ってしまう人が多いです。
口内環境が悪化していると、急に歯が抜けるという症状も起きてしまいます。
さらに抜けた歯を放置してしまうと、噛み合わせが悪くなったり、虫歯や歯周病の原因にも繋がります。
そこで、家庭で出来る歯が抜けてしまったときの対処法と、歯が抜け落ちる原因を紹介します。
急に歯って抜けるの?
人間の歯は永久歯が生えると、もう抜けないと思っている人がとても多いです。
が、これは大きな認識の間違い!大変危険な思い込みです。
健康的な歯や体であれば、急にポロッと歯が抜けることはほとんどありません。
ですが、気がつかないうちに生活習慣病になっていたり、不慮の事故や何かしらの衝撃を受けて歯が抜けてしまうという事は有りえる話です。
ですから、急に歯が抜けることは誰にでも有りえる事です。
歯が抜けた!どうしたらいい?
急に歯が抜けた場合、口内の様子を見て対処方法が異なります。
まずは歯が抜けた部分から出血がないか、歯茎が腫れていないか、その他歯が抜ける原因がないかを探っていきます。
口内が出血している場合はまず止血!
歯が抜けたときに口内が出血しているケースがあります。そんな時には、まず出血を止めましょう。
口内の止血方法ですが、清潔なガーゼなどを歯が抜けて出血している部位に押し当てます。
ぎゅっと押さえ、圧迫止血を行います。押さえすぎて痛い場合は、様子を見ながら力加減を調整しましょう。
止血で大切な事は、血が出ている部位に血が溜まって固まらないようにするために行います。
水でうがいを行い感染症を防ぐ!
出血がなかったり止血が完了したら、水でうがいを行います。
口内の細菌を洗い流し、血液や細菌による感染症を防ぐためにもうがいが大切になります。
うがいをする時に抜け落ちてしまった歯も一緒に水洗いすると良いですね。
口内を綺麗にするために歯ブラシやデンタルフロス、爪楊枝などを使ってブラッシングを行いたくなるかも知れませんが、かえって傷つけてしまう可能性があります。
歯が抜けてしまったら、水でうがいをする。抜け落ちてしまった歯も、流水で洗い流す。
この時に、いずれも歯磨き粉や石鹸といったものを使わずに行います。
抜けた歯を元の位置に戻してみる
口内を止血・うがいを行った後は、抜けた歯を元の位置に戻してみます。
ですから、歯が抜けた時には、まずは歯を拾いましょう。
事故等で抜け落ちて探せないケースでは別ですが、家庭などでポロッと落ちてしまった歯は必ず拾いましょう。
抜け落ちた歯を流水で20秒ほど洗い流せば大丈夫です。
ここでもアルコールや歯磨き粉といったものは使わず、流水で綺麗に洗い流してください。
抜けた歯が元の位置に戻ればそのままで、戻らない場合は、牛乳や生理食塩水(0.9%の食塩水)の中に抜け落ちた歯を入れて歯科医へ持参します。
生理食塩水の作り方は?
生理食塩水とは、塩分濃度0.9%の食塩水となります。
家庭で作るためには、清潔な水を1リットル準備し、9gの食塩を溶かせば完成となります。
衛生的でなければいけないので、使用する水は精製水や蒸留水を使って作りましょう。
歯が急に抜ける原因って何?
歯が急に抜けてしまう原因には、主に病気と事故の2種類に分かれます。
病気でしたら、糖尿病を含む生活習慣病や、重度の歯周病等が考えられます。
重度の歯周病になると、歯肉が炎症を引き起こします。さらに歯を支えている骨が溶けてしまい、最終的には歯が急に抜けてしまいます。
事故などで強い力がかかってしまった場合も、歯が抜ける原因となります。
このケースでは、健康な歯や歯肉でも外側からの強い力が原因で歯が抜けてしまいます。
歯が抜けたらすぐ筒井歯科クリニックへ!
歯が抜けたときには、まずは出血している時には止血を行い、口内環境を衛生的に保つことが大切です。
筒井歯科は、緊急の対応や相談も受け付けていますから、いざという時には電話してみるのも良いですね。抜けてしまった場所から永久歯が生えることは、残念ながらありません。歯が抜けた原因を探ることで、体の健康にも繋がります。
出来るだけ早く、歯科クリニックを受診して、適切な処置を受けることも大切です。
筒井歯科は、歯の健康チェックとともに、早期発見・早期治療や予防歯科についても相談出来ます。
健康な体を保つためにも、まずは口腔内のチェックから行うことをオススメします。
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