歯が抜けた時の治療にかかる費用の相場 | インプラントのホントのお話

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歯が抜けた時の治療にかかる費用の相場

はじめに

歯が抜けてしまうと具体的にどういったことに困るのでしょう。

歯が抜けてしまうと困るのは見た目だけでなく、その周囲の歯がずれてしまうことで噛み合わせが悪くなり、歯周病になりやすいことが挙げられます。
なので、歯が抜けてしまったらクリニックで治療することが最も重要だと言えます。

ですが、目立たないところだからとか、行く時間がないなどの理由で放置してしまっている方も多いでしょう。

ここでは、歯が抜けてしまう原因やその治療法、費用などについてお教えしたいと思います。

しっかりと理解しておけば、歯が抜けてしまった時に落ち着いて行動することができるはず。
また、クリニックでスムーズに治療を受けることができるでしょう。

歯を失う原因とは?

70歳を過ぎても健康な歯でいられる方がいるのはなぜ?と思う人もいるでしょう。
実は本来、歯には寿命がないと言われています。

つまり、私たちが日常生活の中で行っているさまざまな行動が歯を失う原因となっており、その結果歯に寿命を与えているわけですね。

ここでは、歯をなくす原因になるものについてお伝えしていきます。

歯周病や虫歯

まず、歯をなくす主な原因は歯周病虫歯でしょう。

歯周病は歯をなくす第一位の原因だとも言われています。
実際に、4割もの人が歯を歯周病によってなくしてしまっています。

次に多いのが虫歯による抜歯だそうです。
歯周病ほどではないものの、これも全体の3割にものぼっています。

生活習慣の乱れやストレス

乱れた生活習慣は体にとって負担なように、歯へもかなりの負担になります。

歯やその歯を支えている歯ぐきも私たちにとっては大切な体の一部です。
夜更かしや暴飲暴食、精神的ストレスなどにより健康に悪影響が及ぶことは多いです。

日ごろから夜更かししていたり、暴飲暴食をしている方はこの機会に改善するようにしましょう。

噛み合わせの衝撃

これは意外と思われるかもしれませんが、歯にとって大きな負担となるのは力を入れて食いしばった時だと言われています。
繰り返し何度も受けた大きな負荷に耐えきれず、歯が割れる場合もあります。

その他に、誤った噛み合わせや歯ぎしりなども歯にはかなり負担になることがあります。

日ごろは何ともないと思っていることが長年続くことで、積み重なって歯を破壊してしまう場合もあります。

歯が抜けてしまうとどうなるの?

歯が抜けてしまうとあごの骨が痩せていくため、頬や顔、あごも痩せてしまい老けて見られてしまいます。

それ以上に問題になるのは歯が抜けたままだとその隣の歯が抜けた後の空間に傾きだすことです。
すると、歯並びが悪くなって噛み合わせも悪くなっていきます。

そうならないよう入れ歯を入れると、以前のように噛むことができなくなります。
入れ歯の咬合力は自然の歯の3分の1以下とも言われているため、噛む時に入れ歯の入っていない自分の歯にかなり負担がかかります。

さらに、食事のたびに金具と入れ歯の隙間に食べ物が挟まるため、それが気になって食事が楽しめなくなります。

ブリッジだと入れ歯とは違って違和感もなく噛めますし、保険が適用されるため、ブリッジを入れる方も多いようですね。
でも、ブリッジもメリットばかりだとは言えません。

ブリッジの形は橋をイメージしていただければいいですが、食事の際に咬合圧の負担は橋げたとなる両隣の歯にかかってしまいます。
歯が抜けるまでは3本の歯で負担していた圧力を2本だけで支える必要があるため、かなりの負担が骨と歯にかかってきます。

さらに、自然の歯と比べるとブリッジの形は汚れがたまりやすいため、歯周病や虫歯にかかりやすいようです。

そうならないように、丁寧に歯磨きを行いクリニックで定期検診を受けましょう。

これだけ対策していてもブリッジを支えている歯ぐきや歯が痛み反対側の歯で噛むようになります。
それにより、健康な歯まで悪くなることもあるようですね。

歯をなくした時の治療法とは

では、歯をなくしてしまったらどういった治療法を行い、いくらくらいの費用がかかるのでしょうか?

インプラント

インプラントとはなくなった歯の骨に人工歯根を埋め込んで、その上に人工歯を被せて装着する治療法のことです。

この治療法では両側の歯を削らず抜けたところにだけ人工の歯を入れることが可能です。

インプラント治療の材料にはチタンが使われており、アレルギーの心配がありません。
審美性の高さやずれたり浮いたりしないという点がメリットと言えます。

インプラントの治療費は保険外治療のため1本当たり30~50万円程度です。

ブリッジ

なくなってしまった歯の両隣にある歯が健康でしっかりとしている場合はブリッジ治療をすることが多いです。

ブリッジとは抜けた歯の両隣の歯を削り支えるための土台として利用するもので、その場所に3つの人工歯をつないだ歯を橋のように被せるものです。

ブリッジは使う素材によっては健康保険が適用となり、治療費は2~3万円程度です。

入れ歯

入れ歯は取り外しができ、自分で衛生上のメンテナンスが行えるのがメリットです。

骨にインプラントを埋める治療を行わなくても歯を削ったりせず、型を取るだけで自分の歯の代わりとなる人工歯を得られるものです。

また、保険を使って費用を軽減できる治療法で治療費は8000~10000円程度で済みます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

歯をなくす原因や治療法、費用などについてお伝えしました。

健康な歯を少しでも多く残すにはプラークコントロールを行う、生活習慣の改善などが挙げられます。

さらに、たばこを吸う方は歯を少しでも長く残すために禁煙していただきたいです。
たばこのヤニが歯につくと汚く見えるだけでなく、たばこを吸うことで歯周病が進むのが早まるためです。

どれも難しいものではありませんが、毎日続けて行うのはそう簡単なことではなさそうです。

一度失ってしまったら二度と取り戻せない歯だからこそ80歳になるまでに自分の歯で健康的に過ごすためにも、日ごろのケアを怠らないようにしましょう。

筒井歯科では安心のカウンセリングと高い技術で治療を行っています。

現在虫歯があったり、口腔状態が悪いと感じる方は早めに歯医者に行くようにしましょう。

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