歯が抜けた!?今すぐできる応急処置 | インプラントのホントのお話

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歯が抜けた!?今すぐできる応急処置

はじめに

歯が抜けてしまい困ることは何も見た目だけではなく、その周りの歯までずれてしまい、噛み合わせが悪くなり、歯周病や虫歯になってしまうことです。
歯が抜けた時の最善の方法はクリニックで診察してもらうことですが、時間がない、目立たないところだから・・などの理由で放っておくこともあるでしょう。
ただ、クリニックに行く前に自分でできる処置を行えば悪化するのを防止できます。
ここでは歯が抜けた時の処置法や、歯が抜けるのを防ぐ方法などについてまとめてみました。
しっかりと理解していただければ歯が抜けてしまった時に冷静に対処でき、クリニックでスムーズに治療が受けられるはずですよ!

歯の役割とは

まず、歯の役割について知っておきましょう。

食べものを噛細かく噛み砕き味わう

最も重要な役割と言えば、食べ物を細かく噛み砕くことでしょう。
歯がないとたとえ麺類などであっても食べるのが難しいはずです。
さらに、歯ごたえや歯ざわりなどといった言葉もあるように、歯で食べ物を味わうことができます。
よく総入れ歯にしたら食べ物がおいしく感じられなくなった・・などと耳にしますよね?
この理由は歯ごたえや歯触りが感じられなくなったためです。

会話する

われわれは何十種類も音を組み合わせて会話をしています。
舌と唇を主に使って音を出していますが、歯も発音には大切な役割があります。
歯並びが悪い方は発音がはっきりしないことが多いです。
入れ歯を外した方が何をしゃべっているのか分からないのは歯がないからなんですね。

力を出したり表情を作る

重いものを持ったり動かす場合には無意識に奥歯を噛みしめませんか?
スポーツ選手も瞬発力を発揮する時には歯を噛みしめていると言われています。
口を開けたままためしに重いものを持ってみれば分かるでしょうが、想像以上に力が入らないはずですよ。
さらに、歯がないと表情が劇的に変わります。
ほおがこけてしまい、一気に老けて見えるはず・・。
その理由は歯がないと正しいあごの位置が分からなくなるので、口輪筋以外の表情筋が下に垂れてくるからです。
つまり、歯がないと実年齢より10歳以上も老けて見えることがあるのです。

歯が抜けてしまった時の対処法

歯が突然抜けてしまってクリニックに行くまでに時間がかかるとか、クリニックがお休み・・など、さまざまな理由でクリニックに行けない時の対処法にはどういったものがあるのでしょうか?
今後治療がスムーズに受けられ、痛みを軽減するためにできる対処法を知っておきましょう。
ただ、一時的な応急処置なので、処置後は必ずクリニックに行って診察してもらいましょう。

止血する

もし、自宅で歯が抜けてしまった場合、血が出ていればまずは血を止めることが大切です。
ガーゼやティッシュなどを丸めて、抜けたところを圧迫して止血しましょう。

清潔にする

その後軽くうがいをし、清潔な状態を保つようにしましょう。
強くうがいをしすぎると血が止まらなくなるので、うがいは軽く行います。
さらに、抜けたところはつまようじや指、歯ブラシなどで触らないようにします。
ばい菌が入ってしまうと炎症してしまうからです。

抜けた歯の対処法

口の中の応急処置ができたら抜けた歯についても処置していきましょう。
まず、抜けた歯を水道水で洗いましょう。
このとき、抜けた歯に汚れなどが付いていてもアルコールや石鹸などは使用せず流水で洗い流しましょう。
歯が綺麗な状態であれば保存しましょう。
ただし、抜けた歯は乾燥させないように、生理食塩水などに浸すか
濡れたガーゼなどでくるんで保存するようにしましょう。
クリニックに抜けた歯を持って行くと、抜けた原因を教えてくれる場合もあります。
もし、怪我などで歯が抜けてしまった場合には元に戻る可能性もありますが、歯周病で抜けてしまった場合は元には戻らないようですが、応急処置で使用する場合があります。

クリニックに行く

歯が抜けて応急処置できたらクリニックへ行きましょう。
そのまま放っておくと他の歯にまで悪い影響を及ぼすことがあるので、できる限り早めにクリニックを受診してください。
たった1本の歯が抜けただけでも腰痛、肩こり、顎痛などの原因になるからです。
クリニックを受診する際にはどういった状態で歯が抜けてしまったのかを伝えるようにしましょう。
事故などの怪我で抜けたのか、前からぐらついていたのか・・などを明確に伝えましょう。
怪我の場合には最初の30分が重要だと言われています。
迅速な処置こそがその後の明暗を分けると言ってもいいでしょう。
もし、ぐらぐらしている状態であればそのまま抜いてしまわずクリニックに行きましょう。
かかりつけのクリニックであれば患者さんのレントゲン写真などがあるはずですので、すぐに電話するようにしましょう。

歯が抜けないようできることとは

では、歯が抜けるのを防ぐためにできることとはどういったことなのでしょうか。
歯医者さんが好きという方は少ないはずです。
あの独特のにおいや機械音が苦手な方は多く、虫歯が痛み出さない限りクリニックに行きたくはないでしょう。
ですが、毎日きちんと歯磨きをしていたとしてもプラークは完全に除去できません。
プラークは食べもののカスなどが集まったもので、歯周病菌の巣になると言われています。
なので、痛みがなかったとしても6か月に1回程度はクリニックで定期検診を受けるようにしましょう。
定期検診ではお口の中の状態をチェックしてくれ、プラークを取り除いてくれます。
しかも、健康保険が使えるので支払う金額も数千円程度で済みます。
この定期検診だけで歯が健康でいられるので、治療することを考えれば時間もお金も節約できますね。

まとめ

歯が抜けてしまった時に自分でやるべきことや、歯を守るためにすべきことなどについてまとめてみました。
歯が抜けてしまった原因によって対処法や治療法は違ってきますが、適切に処置し早めにクリニックを受診していただいてご自分の歯を1本でも多く残せるように努めましょう!

 

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