「歯が抜けてしまった!」そのままにしておくと、どうなるの? | インプラントのホントのお話

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「歯が抜けてしまった!」そのままにしておくと、どうなるの?

様々な理由で抜歯をしなけばならない場合があります。

歯周病虫歯が進行してしまって痛みがある状態から抜歯をする事で痛みが無くなる事は多いです。

痛みが無くなってしまって安心して奥歯の1本だからと治療を止めてしまう人もいます。

歯が抜けたままになっていると様々なトラブルが時間をかけておこってきます。

今回はどの様なトラブルが起きてしまうかまとめてみました。

 

治療する際への悪影響

歯が抜けてしまった後そのままの状態にしてしまうと、かみ合わせの反対の歯は噛み合わせの刺激が無くなってしまって伸びてきてしまう事があります。

長い時間をかけて伸びてきてしまうと、治療をして歯を入れようとした時に伸びてきてしまった事によってスペースが少なくなってしまって噛み合わせの歯を削らないといけない事も出てきてしまいます。

健康な歯を削るのはもったい無いですし、歯は神経もあるので、調整する量も限界があります。

また、左右の歯も歯が無くなった場合には傾いて傾斜して来てしまう事があるので、その場合には、ブリッチにして左右の歯を土台にしてあげたい時に良い影響を与えません。

土台になる歯はしっかりと真っ直ぐの状態が望ましいです。

通常3本の歯で支える所を2本の歯で支えるのでしっかりとした土台がベストなのですが、斜めに傾斜してしまうと支える際の負担が増えてきてしまいます。

 

また、最近ではインプラント治療が増えてきています。

歯が無くなってしまった所にインプラントを埋入して治療していくので、1本の欠損の場合には、部分的な義歯で取り外しをしたりする事や、ブリッジで周りの歯を削る事も無いので治療の選択肢として選ばれる機会が増えてきています。

ただこのインプラント治療は、歯が抜けたまま放置してしまったままになっていると骨が吸収してきてしまって骨が少なくなってしまうとインプラント自体を支える事が出来なくなってしまい、インプラント治療自体行う事が出来なくなってしまいます。

治療の選択肢を狭めてしまう原因にもなってしまいますし、悪影響を与えてしまうので、歯が抜けた時には放置せずに早く治療する事が大切です。

 

噛み合わせのバランスが崩れてしまう

奥歯も前歯も歯それぞれが大切な役割を持ってバランスを保っています。

歯が1本無くなってしまう事で、噛みにくい状況になってしまって反対側でばかり噛んでしまったり歯が伸びたり傾斜する事で噛み合わせが悪くなってしまって顎関節症になってしまう事もあります。

顎関節症になってしまうと、肩こりになってしまったり口が大きく開かないので話にくくなってしまったりと色々な不具合が出てきてしまいます。

またひどくなってしまうと頭痛がしたりと、歯だけでは無く悪影響が出てきてしまいます。

 

審美面での影響

歯が無くなってしまう事で見た目にも影響が出てきてしまいます。

矯正治療で4本抜いて矯正する際にも、歯並びだけでは無く、輪郭も変わった印象を受ける事があります。

4本抜いているのもありますが、歯並びや噛み合わせが変わる事で印象が大きく変わります。

矯正治療では綺麗な歯並びにして良い方向に向かっていくのですが、歯が無くなってしまったままだと悪影響が出てきてしまいます。

前歯などでは話す事自体がストレスになってしまい、人前に出る事が苦痛になってしまう方や奥歯の場合でも空気が抜けた感じになってしまって周囲の人はもちろん本人も気になってしまう人は多い様です。

口元は顔の印象を大きく左右すると言われています。

ホワイトニング治療などで歯を白くした場合には顔の印象も明るくなったと言われる事もあります。

話す事は日常的に行われる事なので、その事がストレスになってしまうと生活しにくくなってしまいます。

毎日のストレスにならないように、早めの治療が重要です。

 

食生活の負担

 毎日の食事は生活する上でとても大切です。

噛む事は脳の刺激にもとても良いと言われていて認知症の予防にもなると言われています。

逆に歯が無くなってしまった事によって咀嚼する事が出来にくく、柔らかい物ばかり食べていると脳の刺激が少なくなってしまって認知症になりやすい環境になってしまう傾向があると言われています。

しっかりと噛む事で胃腸への負担も少なくなりますし、歯が無くなってしまって噛み合わせのバランスが崩れたり、噛みにくい状況になってしまうと食生活への負担が出てきてしまい、健康にも悪影響が出てきてしまうと言われています。

美味しい食事をしっかりと食べる事が出来る様な状態に出来る様に歯に治療は大切です。

 

歯が無くなってしまったままにしておくと徐々に色々な影響が出てきてしまいます。

その時は何も症状が無いからといってそのまま放置してしまうと、治療の選択肢を狭めてしまう原因になったり、あの時治療しておけばインプラントも出来たのにと後悔してしまう事もあります。

歯だけでは無く健康の為にもしっかりと噛める状態を保つ事はとても大切です。

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