【なぜ？】歯周病になってしまう原因とNG習慣5つ

最近よくテレビCMでも見聞きする［歯周病］

歯周病とはいったいどのようなものなのでしょうか？

日本人の約8割が歯周病と言われている現状がありますが、歯周病ってなに？と聞かれて即答できる方は少ないと思います。

歯周病は最終段階に陥ると歯の脱落を引き起こしたり、抜歯が必要となる恐ろしい病気なのです。

今回は歯周病と歯周病になってしまう原因そして生活習慣についてわかりやすくご説明します。

歯周病とは

歯周病とは、歯周組織がプラークに含まれている歯周病菌の感染によって、歯肉からの出血や腫れを引き起こす病気です。

最終段階になると歯が抜け落ちてしまうとても恐ろしい病気です。

日本人の約8割が歯周病といわれており、自覚症状がほとんどないままに進行するため「サイレントキラー」「サイレント・ディシーズ」などと呼ばれます。

歯周病を引き起こす５つのNG習慣

歯周病は予防が有効な病気です。歯周病を予防するには

なぜ歯周病になってしまうのか？という原因を知っておく必要があります。

歯周病を引き起こすNG習慣の中で大部分を占めているものを5つご紹介します。

 NG1．ストレス

適度なストレスは心身にプラスの影響を与えてくれますが、過度なストレスは心身に様々な悪影響をもたらします。

ストレスで免疫力が低下すると、唾液の分泌量が減り歯周病菌が増殖する要因となります。

また、ストレスにより歯ぎしりや歯の食いしばりが増えると歯周病を進行させてしまいます。

※唾液は歯周病菌の増殖を防いだり、プラークが歯に付着するのを防ぎます。

NG2．睡眠不足

睡眠不足も免疫の低下を招きます。また睡眠不足もストレスの一因となりますので、睡眠不足～ストレス～さらなる睡眠不足といった悪循環を招いてしまいます。

NG3．運動不足

運動と歯周病が関係するの？と思われるかもしれませんが、運動不足は歯周病と関係の深い糖尿病の原因にもなります。

運動をすることで血行を促し、抵抗力を高めることが歯周病のリスクを減らすことへとつながるのです。

NG4．喫煙習慣

喫煙者は非喫煙者と比べて歯周病のリスクが高いと言われています。

プラークが歯に付着しやすくなり、毛細血管の収縮により歯周病由来の出血に気付くことが遅れてしまいます。

ビタミンCが破壊され免疫を低下させ、良い細胞の働きを抑えてしまう…良い所が見当たりませんね。

恐ろしいことに、喫煙者のみならず受動喫煙でも同じことが言えるのです。

喫煙者では歯周病治療の予後も悪くなっています。

NG5．食生活

よく「噛む」そして唾液の分泌を増やすことは歯周病の予防になります。

ビタミンを多く含み噛み応えのある緑黄色野菜を中心に、ゆっくりとよく噛んで食事を摂る習慣を身につけることです。

抗酸化作用のあるカボチャやニンジン、トマトなどを好んで食べるようにすると歯周病の予防対策に有効です。

 歯周病は生活習慣病ともいわれるほど、個々の生活習慣と密接にかかわっています。

歯周病になる前に賢く予防して、老後に少しでも多くの自然歯を残すことを目標としたいですね。

 歯周病にならないために…予防歯科を活用する

 生活習慣の見直しはとても重要であり大切なことですが、予防歯科を併用するとより効果的です。

 予防歯科ってなに？

予防歯科とは、虫歯や歯周病になる前に予防することをいいます。

PMTC（プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング）といって、医師や衛生士が行う歯のクリーニングがあります。

日常のブラッシングだけでは落とすことのできない、歯の表面に付着した細菌膜などの汚れを専用の機器を用いて除去します。

PTMCは歯石除去と違い保険が適用されませんが、細菌の破壊・除去、口内疾患の予防に大きく貢献します。

予防歯科と聞くと大げさに感じるかもしれませんが、3か月～6か月ごとにかかりつけの歯科医院へ定期健診に行き、歯と歯肉の健康チェックとクリーニングを受けるだけの簡単なものです。

予防歯科で歯周病菌を回避しよう！

口内トラブルが発生する前に予防することは、歯の健康維持と老後の歯の残存数増加のために大きく役に立ちます。

トラブルが起こってから削る、抜く、埋める、それが日本の今までの歯科医院の役割でした。近代では日本国内でも、欧米のように歯を大切にするという意識が盛り上がってきています。

定期メンテナンスを受けている人と受けていない人とでは80歳での1人平均現在歯数に14本（2011年）もの差が出るデータがあり、予防先進国スウェーデンでは平均21本もの差があります。

 PMTCは筒井歯科

事前に予防できるものは予防していく、生活習慣の見直しをし、PMTCなどを利用して歯周病菌を口内から追い出しましょう。

筒井歯科では予防歯科の一環としてPMTCを行っています。仕上げには虫歯や歯周病の原因となる汚れが付きにくくなるコーティングをしていますので、美しく光沢のある歯の表面を回復することが可能です。

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