どのような治療を審美歯科はするのだろうか、と思っている人もいるのではないでしょうか。
芸能人やモデルなど、美しさにこだわっている一部の人が通うものであると思っている人も多くいるでしょう。
しかし、メディアや女性のファッション誌などでも話題になり、審美歯科が最近では身近になり、それぞれの悩みに応じて一般の人でも通うことが多くなってきました。
ここでは、海外では当たり前の審美歯科について詳しくご紹介しましょう。
審美歯科とは
審美歯科の治療内容
審美歯科の意味は、審美と機能ということです。
つまり、審美歯科は、歯科医療の歯の健康美と機能の両方を考慮したものです。
審美歯科の具体的な治療内容としては、PMTCという歯のクリーニング、ホワイトニングという歯茎や歯を白くすること、セラミックやラミネートベニアという歯の表面を削って被せるもの、歯科矯正という歯並びを良くするものなどがあります。
また、リップエステという唇のパックやマッサージをするもの、ヒアルロン酸注射という口元のシワに美容成分を入れて目につきにくくものなどがあります。
審美歯科は、施術をエステで行うものであると考えられがちですが、歯科医師という口元のプロが施術を行うためエステより信頼できるでしょう。
一般歯科と審美専門歯科の審美治療の違い
審美治療は基本的に同じですが、審美専門歯科の方が審美治療についての知識も経験・技術も豊富にあります。
施術が簡単な場合には、どちらでも問題ないでしょうが、高い難易度の施術の場合には、豊富に経験がある審美専門歯科がおすすめです。
また、審美専門歯科の場合には、ほとんどの場合豊富にプランを準備しています。
審美治療の場合は自費治療になるため、豊富に検討できるプランがあるのはいいでしょう。
資格がある歯医者と資格がない歯医者の違い
審美歯科を選ぶ場合には、専門の資格があるかどうか迷うでしょう。
審美歯科の場合には、「日本歯科審美学会」というところがあり、毎日勉強や研究を積み重ねています。
この学会では、歯医者の場合には認定士、歯科医院の場合には認定医というような資格制度を、しっかりと審美歯科の治療や知識をマスターした証として設けています。
この資格を取るには、セミナーや講習会へ出席するなど審査が厳しく行われます。
このような資格は、審美歯科の能力や技術を確認するための目安になります。
矯正装置が良くない、詰め物・被せ物が取れた、というようなトラブルに遭わないように、施術は資格がある歯医者で検討しましょう。
歯の悩みと治療法
歯の黒ずみ、黄ばみ
PMTCの治療法の場合は、歯の掃除を専用の機械を使って行います。
茶渋、ワイン、コーヒー、タバコなどによる歯の黒ずみ、黄ばみや歯石を除去する治療です。
歯石除去は保険でできるものとは違っています。
ホワイトニングの治療法は、歯科用の漂白剤で変色した歯を白くします。
「ホームホワイトニング」という歯医者に指導されながら自宅で行うものと、「オフィスホワイトニング」という歯医者で行うもの、「デュアルホワイトニング」という両方を併用する治療法があります。
歯茎の黒ずみ
ガムピーリングの治療法は、光を患部に照射し、患部の黒ずみのタバコのヤニなどを除去する治療です。
すきっ歯、変色した歯、歯が小さい
コンポジットレジンの治療法は、最小限に虫歯を除去し、固く白い樹脂材料をそこに詰める治療です。
虫歯の小さいものを詰める場合に行います。
ラミネートベニアの治療法は、薄く歯の表面を削って、セラミックの歯の形をしたものを貼る治療です。
生まれた時から変色している歯や変形歯、歯の隙間を改善します。
セラミックの治療法は、ティーカップや瀬戸物などに使用する材料を歯の治療に使って、歯の詰め物やかぶせ物を作る治療です。
セラミックとしては、オールセラミックというセラミック100%でできたものやジルコニアセラミックというセラミックに人工ダイヤを付けたものなど、タイプがいくつかあります。
出っ歯、八重歯、受け口、歯並びが悪い
歯科矯正の治療法は、歯並びを矯正するために、歯を矯正装置で少しずつ移動する治療です。
ワイヤーを使用する場合やマウスピース型の場合など、いろいろな矯正装置があります。
クリニック・医院によって費用は違う
基本的に審美歯科の費用は保険が適用されなく、自由に歯医者が料金を決めています。
そのため、料金が高額になることもありますが、丁寧に医師がカウンセリングしたり、治療を時間をかけて行ったり、自分で素材を選べたりするなどのメリットもあります。
費用については、審美歯科の治療の前に相談してみるといいでしょう。
まとめ
審美歯科は、美的なイメージを重要視した治療です。
治療としては、主として歯並びを整える、白い歯にすることですが、それぞれの悩みによって治療を細かく行うことができます。
歯の悩みがあり、健康的により美しく治療したい場合は、筒井歯科で相談してみましょう。