「インプラント」って?-気になるインプラント治療の基礎知識 | インプラントのホントのお話

インプラントのホントのお話

「インプラント」って?-気になるインプラント治療の基礎知識

インプラントというものをご存知ですか?インプラントは人工の機器や部品を体内に入れるものの総称です。

心臓ペースメーカーや骨をつなぐボルトなどもインプラントに含まれます。

歯科治療に用いられるインプラントはデンタルインプラント歯科インプラントなどと呼ばれますが、一般にはインプラント=デンタルインプラントといったイメージが根強いようです。

デンタルインプラントとは歯周病や虫歯などによって失われてしまった天然歯をインプラント(人工歯根)を埋入し、

人工の歯を被せることにより噛み合わせの回復を図る技術です。

審美性が高く機能面でも天然歯に劣ることのないインプラントは安定性に優れ、入れ歯や義歯のデメリットを克服した画期的な治療法です。

歯根がなくなると顎の骨は骨吸収を起こし弱っていくため、見た目の老化をすすめてしまいますが、インプラントを埋入することで歯根の代用となり、顎の骨吸収を防ぐことができます。

そのためいつまでも若々しい顔立ちを保つことができます。

インプラントがブレないわけ

入れ歯や義歯のデメリットのひとつとして挙げられるのが上記の「骨吸収」です。

もうひとつの大きなデメリットである「ガタつき」をインプラントはカバーすることができます。

ではなぜインプラントはガタつきを起こさないのでしょうか?

オッセオインテグレーション

インプラントがガタつかない理由はその仕組みにあります。

インプラント体の素材である「チタン」は骨と結合する(オッセオインテグレーション)性質があるからです。

それは1952年にスウェーデンのペル・イングヴァール・ブローネマルク教授が、ウサギを使った微少循環の研究中に偶然発見したことがはじまりとなります。教授はこれをオッセオインテグレーションと名付け、1965年にはヒトへの臨床実験が開始されました。

この時初めてチタン製のインプラント治療をうけた30代の男性は、亡くなるまでの41年間そのチタン製インプラントを使用し続けました。

インプラントの構造

インプラントはどのような造りになっているのでしょうか?一般的なインプラントは、インプラント体(フィクスチャー)、土台(アバットメント)、かぶせもの(上部構造)の3つの部品から成り立ちます。

インプラント体(フィクスチャー)

インプラント体は歯の根となる部分です。

チタンまたはチタン合金でできており、顎の骨としっかり結合します。太さ4ミリ、長さ1センチほどのものが多く、症例により長さ、形の違うものを使い分けます。

土台(アバットメント)

上部構造を支えるための土台となる部分です。

インプラント体の頭部分にとりつけます。インプラント体と上部構造の連結部でもあります。チタンまたはチタン合金、セラミックのものなどがあります。

かぶせもの(上部構造

歯の部分となる、セラミックなどで作られた人工歯です。

レジンプラスチックやセラミック(陶器)、ハイブリッドセラミックなどでできています。

※インプラントの中には1回法と呼ばれるインプラント治療に用いられる、インプラント体とアバットメントが一体型となったインプラントもあります。

基本的なインプラント治療法2つ

インプラント治療には主に1回法と2回法という2つの種類があります。

1回法

歯肉を切開し、ドリルなどで骨に穴をあけて一体型インプラントを埋め込みます。

一体型ではないインプラントを使用する際にはアバットメントの取り付けまでを同時に行います。

アバットメントが歯肉から露出した状態のため、1回法と比較すると感染症や外力に弱くなるというデメリットがあります。

2回法

歯肉を切開し、ドリルなどで骨に穴をあけてインプラント体を埋め込みます。

ここまでは1回法と同じですが、ここでアバットメントを取り付けず、インプラント体を露出させないように一度歯肉を縫合して観察期間を置きます。

3~5カ月ほど経ってインプラント体と骨が結合した後、再度歯肉の切開を行いアバットメントを連結させます。

※どちらの治療の場合でも、このあと1か月ほど観察期間を置いてから義歯を取り付けてインプラント治療が終了します。

※1回法と2回法どちらの治療がより最適なのかは主治医の判断によります。骨の状態や健康状態によって医師が最適と判断した治療法を選択すると良いでしょう。

インプラント治療後に外すことのできないメンテナンス

インプラント治療後の10年残存率は95%と非常に高い数字を誇っていますが、インプラント治療はインプラントを埋入してお終いというわけではありません。

定期的にメンテナンスをうけ、噛み合わせの調整やインプラント周囲炎を予防することこそが、インプラントを長く快適に使うために大切なことなのです。

筒井歯科(大阪北浜インプラントセンター)のインプラント治療

大阪北浜インプラントセンターでは、最新の設備と機材そして優秀なスタッフがその技術力を支えています。筒井歯科ではインプラント治療後に5年間の無償保証がうけられます。

誠実で丁寧なカウンセリングからインプラントを長く使うためのアフターケアまで、院長とスタッフが長期に渡りあなたの歯を見守ります。

インプラントのスペシャリストである院長自らが施術を担当することにより、患者様の信頼にお応えします。

筒井歯科

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