「インプラント治療の流れは?」1回法、2回法の流れの違いについて | インプラントのホントのお話

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「インプラント治療の流れは?」1回法、2回法の流れの違いについて

インプラント治療では、初診から完全に治療完了までに、3ヶ月~6ヶ月ほどと長期間通院を要するというのが一般的なイメージですね。

手術方法も1回法2回法と呼ばれる2種類の術式があり、どちらが良いのか悩んでしまうということもあります。

では、インプラントの治療の流れと共に、1回法、2回法の違いについて紹介します。

まずは初診から

インプラント治療のスタートは、初診からです。初診では問診の他に、口腔内の現状を即日検査する事もあります。

失われた歯の数だけでなく、埋め込む位置や骨の硬さや大きさなどを調べ、それぞれにあったインプラント方法を主治医と共に決めて治療方針を立てます。

 

他にも現在何かしらの病気で通院中の方や、アレルギー体質の方は、初診のときに必ず主治医に伝えましょう。

現在の体の状況を総合的に判断して、どのような方法を用いてインプラント治療を行うのが最適かを考えます。

 

検査で精密な状況を把握

問診が終わると、口の中のチェックです。今の口腔内の状態を正確に把握する為にレントゲン検査(平面撮影)CTスキャン(立体撮影)を行い、口腔内や顎の部分までしっかり検査します。

 

検査で何かしらの異常が見つかりインプラント治療に支障があると判断されると、先にそちらを治療するという事もあります。

 

筒井歯科で実際のインプラント手術で用いられている静脈内鎮静法(無痛治療)を希望する人は、別途血液検査も必要となります。

インプラント治療におけるインフォームドコンセプト

医療用語で「インフォームドコンセプト」という言葉があります。これを直訳すると「説明と同意」になります。

インプラント治療は歯科治療です。が、口腔外科手術を伴い、体に対する負担がかかる治療方法です。

治療計画や手術時間の目安費用面術後のメンテナンスなど、インプラント治療に関する事柄をすべて説明し、同意が得られれば、日程を組み手術となります。

 

インプラント手術当日

特に問題がなければ、そのまま手術となります。

手術の時間は個人差がありますが、骨がしっかりしていればインプラント1本につき15~30分ほどで済みます。

全体の手術時間は、およそ2時間程度となります。

 

術後も痛みや腫れがおさまり局所麻酔のしびれもなくなれば、通常通りの日常生活が送れます。

大きな痛みがなければ、手術日当日から食事をとることも可能です。骨が薄い方の場合は、手術方法によってかかる時間が大きく異なります。というのも、インプラントを埋め込む際に、骨量の再生治療技術が必要なケースもあります。

 

加えて術後も、腫れが長く続くケースも多く見受けられます。

術部の腫れが術後3日目位までは続くこともあり、完全に引くまで1週間ほどかかってしまうこともあります。

インプラント手術については個人差がとても大きいですから、手術前のインフォームドコンセプトで、主治医とよく相談すると良いですね。

 

手術後~メンテナンス

インプラント手術後は、消毒経過観察が必要です。そのため、数回の通院が必須となります。

インプラント手術は縫合を行うので、まず1週間後くらいで抜糸をします。抜糸後はインプラントと骨がしっかり馴染むのを待ちます。

だいたい3ヶ月~半年くらいで経過した後に、土台の上に人工的に作られた歯をくっつけます。これで歯が完成し、インプラントとしての治療は完了です。

インプラント治療終了後も、歯周病や虫歯が原因で、歯周トラブルを起こしてしまう可能性がありますから、定期的なメンテナンスは続けましょう。

 

2種類の手術方法

インプラント治療には2種類の手術方法があります。「1回法」というものと「2回法」というものです。この2つの相違点は、「歯肉の部分を切る回数」です。2回法での手術を説明しますと、まず1回目の手術の時は、歯肉を切りドリスを使用してインプラントを埋め込む場所を作成します。そして骨の中に埋め込み、しっかり歯肉を被せて縫い合わせます。

術後、約3ヶ月~6ヶ月ほど治癒期間を設けます。この期間にしっかりとインプラントと骨が結合したら、2次手術へと進みます。

2回目の手術ではもう一度歯肉を切り、埋め込んでいたインプラントの上に人工の歯を被せます。インプラントと人工歯がしっかりとくっつき問題がなければ、インプラント手術は終了となります。これが、2回法です。

 

1回法の方が短期間で楽なの?

1回法の手術は、確かに手術が1回だけで済むメリットがあります。

使用するインプラントの種類は異なりますが手術方法に大きな違いはあまりなく、切開手術も1回なので患者への負担は少ないですし、手術時間が短くなるというのはメリットです。

一方デメリットとして、インプラントを埋め込む骨部分が、しっかりとした人でなければ1回法でのインプラント手術は受けられません。さらにインプラント治療として、骨移植骨再生などの技術を併用する際に、二回法より口内感染のリスクが高いとされています。

 

まとめ

日本のインプラントでよく用いられている1回法、2回法の違いや、インプラント治療全体の流れを紹介しました。

インプラント手術では、個人の健康状態によって、手術時間や経過時間が大きく異なります。

筒井歯科では、1回法、2回法だけでなく即時荷重インプラントと呼ばれる手術時間も通院期間も短い新たなインプラント治療を取り入れています。

口腔外科手術を伴う治療方法だからこそ、安全性や感染症のリスクなどを考え、自分にあった治療方法を見つける事が大切ですね。

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